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四季十楽、こだわりの門扉とサロン

四季十楽について

四季十楽、こだわりの門扉とサロン

四季十楽の門扉とサロンは、パリを拠点に国内外で活躍する新進気鋭の建築家・田根剛さんのデザインによるものです。
客室の間に続く路地への入口にある門扉は、モダンながらも京都の街並みにしっくりと馴染んでいます。
またお客様が必ず驚かれる真っ赤なサロンも、オープンしてしばらくが経ちましたが、日に日に人々が憩うことにより味わいが増し、ますます素敵な空間になっています。
門扉とサロンのデザインについて、田根さんのコメントをご紹介いたします。

明治期であろうか、築100年以上前に建てられた京都市内の町屋十軒が、ホテルとして生まれかわった。このプロジェクトでは『門』のデザインをした。 町屋の間に続く路地への入口、伝統ある京都の街の風景、そして「門」と「紋」をひとつにすることから考えはじめた。「門」はゲートであり、仕切りであり、境界であり、京文化では見え隠れする繋がりを示す。一方、「紋」は印であり、記号であり、新しい記憶としての意味を付加する。昨今、表層的に京風だけが反復される街並の中で、現代京文化の粋な美意識を示すような「門=紋」を町屋の入口として京都の風景に更新したいと考えた。

また室内の一角にある『サロン』のデザインを任された。ここでは思い切って日常とは異質な反転の美を試みた。新装された町屋の風情に対し、サロンではより古い時代へと遡るため古代色の「弁柄色」を用いた。天井も壁も床も真っ赤である。その赤のサロン空間では食や酒を嗜み、アートや読書を通して知を蓄え、中庭の緑との補色関係が朝から闇夜にかけて光が柔らかく時間と空間に移ろいを招き入れるように、京文化の奥深さをその妖艶な空間に佇んでもらうことを意図した。

 

田根剛